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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
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最終更新日:2021/09/28
2021年11月29日(月)
日本メディカルライター協会 第20回JMCAシンポジウム
日時: 2021年11月29日(月) 13:30〜16:45
場所: ONLINE
応募者の方は、11月30日〜12月2日の3日間録画を視聴いただけます。
テーマ: メディカルライターにも知って欲しい、新しい臨床試験手法
−分散化臨床試験(Decentralized Clinical Trials)−の概略
参加費:
正会員 5,000円
賛助会員(枠内:4名まで) 6,000円
賛助会員(枠超過:5名以降) 8,000円
一般 10,000円
学生 5,000円
定員: 500名
【申込方法】
申し込みは右のURLから手続きしてください。https://forms.gle/Ahyuop4Q191xdVEw9
短縮URL禁止の方:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9GllQqRXFjk7p0OHJlYh
R_bUgsjOY2kn7vpBF5mIjkeMWlA/viewform?usp=sf_link
要旨

 近年、デジタル技術などの活用やPatient Centricityの浸透、さらに世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、被験者が医療機関に来院しなくても臨床試験に参加できる新しい手法に注目が集まっています。この新しい手法は分散化臨床試験(Decentralized Clinical Trial、DCT)と呼ばれます。日本では、DCTを用いた臨床試験の実施は手探り状態でまだまだ実例は少ないですが、9月にデジタル庁が設置され、今後、デジタル化が一気に加速することも、DCTの推進の追い風になると思われます。

  DCTの手法が臨床試験に取り入れられた場合、メディカルライターにはどんな影響が出てくるのでしょうか? 臨床試験の実施にあたっては、DCTの手法の有無にかかわらず、被験者の安全性および試験結果の妥当性を適切に担保する必要があります。従って、DCTの手法を用いる場合は、従来の臨床試験と同レベルで被験者の安全性を担保するための手段や方法及び品質の担保について実施計画書に、その結果や考察を総括報告書に記載することになります。ですから、DCTに関する理解は、文書を作成する上でとても重要になってきます。

 本シンポジウムでは、製薬企業、製薬協、CROでDCTの検討・導入に関わっている方をお招きし、DCTとはどういったものなのか、それによって治験がどうかわってきているか(かわっていこうとしているか)、どんな課題があるのか、などをメディカルライターの方々にもわかりやすく説明していただきます。


【プログラム】
13:30〜13:40
開会の挨拶
日本メディカルライター協会 理事長 中山健夫
13:40〜14:25
Decentralized Clinical Trialsとは
竹内 大介(PRAヘルスサイエンス株式会社)
講演内容:
●DCT (Decentralized Clinical Trials)の概要
●DCTの手法(システムやサービス)
●DCTがもたらすメリット
14:25〜15:10
DCTで収集されるデータの質と取り扱い
小笠原 美香(ファイザーR&D合同会社)
講演内容:
●DCTの手法とデータの収集方法の関係
●DCTにおけるデータの品質管理について
●DCTと従来の試験のデータの取り扱いについての比較
15:10〜15:25
休憩(15分)
15:25〜16:10
医療機関への来院に依存しない臨床試験手法の活用に向けた検討
−日本での導入の手引き−から考えること
大亀 崇生(大塚製薬株式会社)
日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 臨床評価部会
講演内容:
●DCT導入における基本的な考え方
●DCTの手法の導入に向けたアクション
●DCTの浸透に対する課題や課題を解決するために必要な活動
16:10〜16:40
パネルディスカッション
全演者
16:40〜16:45
閉会の挨拶
日本メディカルライター協会 副理事長 安藤 聡美
◆お問合せ
特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
電 話:050-6861-3069
メール:office@jmca-npo.org