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事例集:事例No.27
  • 分類:Review article
  • 検討時期:2018年7月 (更新:2021年10月)
  • トピック
  • 薬剤(単剤)についてのnarrative review(日本語)のポジショニング​
  • 経緯・背景
  • ・クライアントが外部医師に単剤の日本語narrative reviewの責任著者になって頂きたい旨を伝えたところ、「昔は企業がスポンサーとなっている単剤の日本語総説を見たが、近年はあまり見かけない」との理由から回答を保留された。
    ・総説の骨子案を作成してクライアントが再度その外部医師と協議した結果、共著者を増やすことを条件に責任著者を引き受けて頂いた。
  • 討議内容
  • ・日本語narrative review(および他の日本語論文)の需要
    ・単剤narrative reviewの著者を外部医師に引き受けてもらう方法
    ・バランスの取れた単剤narrative reviewを書くために気を使うべき点
  • 論点及びほかの選択肢
  • ・日本語で総説や論文には読者も多く、情報共有として重要だが、narrative reviewは情報の偏りなどのために公平でないと判断される可能性があるため、特に単剤について述べる場合は、事前に著者と詳しく打ち合わせすることが重要である。
    ・narrative reviewを投稿する際は、COIを開示するとともに、著者は外部著者と社内著者の両方を入れている。
  • 参考情報