JMCA 日本メディカルライター協会 > PUBLICATION MANAGEMENT 意見交換会事例集 > 事例集 > 国際学会発表との同時出版のinvitationへの対応(投稿期日に間に合わせるためのマネージメント​)
事例集:事例No.19
  • 分類:Review Process
  • 検討時期:2017年11月 (更新:2021年5月)
  • トピック
  • 国際学会発表との同時出版のinvitationへの対応(投稿期日に間に合わせるためのマネージメント​)
  • 経緯・背景
  • ・医師主導多施設共同研究が国際学会のLate-Breaking Sessionに採択され,その後,学会誌から論文投稿のinvitationが届いた。同時出版のためには2〜3週後までに投稿が必要だが通常の進行スケジュールでは間に合わない。筆頭著者とコレスポンディング著者は同時出版を切望している。
    ・ケース2
    ・論文は一度リジェクトされ,別ジャーナル投稿用に改訂中。まだ全著者レビューまで進んでいない。そこで,「レビュー締切日までに返事がなければ承認とみなす」旨を添えてレビューを進めることとし,締切日までのレビュー結果に対応して,そのまま投稿する(=最終稿は送らない)。
    ・ケース2
    ・論文作成中で一部データがブランクのまま。データは投稿期日までに入手できるが,そこから全著者レビューでは投稿期日に間に合わない。ブランクとなっているデータで内容が大きく変わることはないので,ブランクのままで全著者レビューにかけ,データを追記した最終稿は筆頭著者のみが承認して投稿する。
  • 討議内容
  • ・<ケース1>再投稿であっても,内容を改訂する以上,著者要件を満たすには批判的コメントと最終稿の承認を得る必要があるのではないか。しかし例えば,スタイルチェンジだけの場合は許容されるのか。
    ・<ケース2>ブランクデータが結果を左右しなくても,ブランクのまま最終承認とするのは容認されるか。
    ・アカデミアにとって,同時出版の意義はそれほど大きいのか。
  • 論点及びほかの選択肢
  • ・同時出版のために,著者要件を満たすことのできない進行は,出版倫理上,避けるべきである。
    ・特に,再投稿時には(スタイルチェンジのみであっても)全著者による最終稿の承認は必須であろう。
    ・投稿論文の最終承認は最終稿について行うべきである(部分的なブランクなどは許容されない)
    ・アカデミアの研究者にとって同時出版のインパクトは大きく,チャンスがあればほとんど場合チャレンジすることになる。そこで,さまざまな形で投稿期日に間に合わせる措置が取られているのが現実である。
  • 参考情報