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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
Japan Medical and Scientific Communicators Association
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最終更新日:2010/05/18
2010年7月6日(火)
第17回JMCAサロン
『英訳しやすい日本語の書き方:
 その訳文がよくないのは,原文の日本語文書のせいではありませんか?』
講 師:
内山雪枝 (有限会社クリノス) (敬称略)
西川マリ (株式会社メディカルトリビューン)  
モデレーター:小貫美恵子(株式会社エディット)
日 時: 2010年7月6日(火) 13:30〜18:00(開場13:00)
場 所: 東京大学医学部 教育研究棟2階 第1・2セミナー室
プログラム 講義と演習をワークショップ形式で行います。時間は目安です。
※時間配分などは,当日変更になることもございますのでご了承ください。
※最後にお茶とお菓子をお召し上がりいただきながら,参加者と講師間の交流の時間を設けます。
13:30〜17:30 講義とグループ演習  
13:30〜14:20 講義1 『英訳しやすい日本語の書き方』 内山 雪枝
(休憩10分程度)
14:30〜16:00 グループ演習
16:00〜16:30 講義2 『簡潔で明快な英語とは?』 (日本語にて講義) 西川 マリ
16:30〜17:30 グループ演習発表・ディスカッション
17:30〜18:00 サロン(講師・受講者の交流の時間)情報交換などにお使いください。
定 員: 30名  会員以外の方もご参加いただけます
※ お申し込み多数の場合は会員優先のうえ,一般,学生の方は抽選となります。
 海外で新薬の承認申請を行う,海外のジャーナルに論文を投稿する,あるいは海外のメディカルライターと交渉をするといった理由で,日本語の文書を英訳する機会は少なくありません。それなのに,「頼んだ訳文が悪すぎる」,「きちんと訳せていない」ということはありませんか?一方,「英訳を頼まれたけど,どうもうまく訳せない」とお悩みの方も多いはず。

 でも,ちょっと待ってください。訳文がよくないのは,実は英語の問題ではなく,原文の日本語文書のせいではありませんか?日本語と英語では,文化的背景に基づく違いやそれに基づく表現の差があります。それらを考慮せずに作成された曖昧な和文が,よい英文に訳せるはずはありません。

 英訳を前提とした日本語の文書を作成するには,押さえておくべきいくつかのポイントがあります。そのコツをつかめば,英訳しやすい日本語を書けるのみならず,日本語文書自体の完成度も上がるはずです。同時に,シンプルでクリアな英文を書くためのヒントも得られます。

 今回のJMCAサロンでは,メディカル領域の和文英訳・欧文和訳のエキスパートをお招きし,日本語と英語の違いをふまえた英訳しやすい日本語の書き方・考え方について,具体的な表現や例文を用いて講義をいただきます。グループ演習では,講義内容をふまえて課題文を評価し,英訳しやすい日本語にリライトすることで,コツを実感していただきたいと思います。あわせて,日本人が作成したメディカル文書の欧文エディティング・ライティングを行っている現役の米国人メディカルライターを講師として,簡潔で明快な英語についてもそのポイントを解説します。

 グローバル化を迎えたメディカルコミュニケーション領域において,最初から英語で文書を作成する機会が増えたことは確かですが,同時に現実には,日本語の文書を英訳する・させる機会も多くなっているはずです。ここで一度,英訳しやすい日本語の書き方を再確認して,よりよい和文・英文を作るためのヒントを得ませんか。(株式会社エディット,JMCA評議員 小貫 美恵子)
◆お問合せ・お申込み
特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会事務局
 電 話:03-3252-3150
  F A X:03-3254-8037
 メール:office@jmca-npo.org