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特定非営利活動法人(NPO)日本メディカルライター協会
Japan Medical and Scientific Communicators Association
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医療や健康に関するコミュニケーターとは?
2007年5月22日(火)
第6回 総会
NPO法人設立後 第2回目の総会となります

日 時: 2007年5月22日(火) 13:30〜14:00
会 場: 東京大学 山上会館 2F大会議室

どなたでもご参加いただけます。


2007年5月22日(火)
第6回 総会・講演会
「健康・医療情報をめぐる混乱とコミュニケーションの方向」
日 時: 2007年5月22日(火)14:00〜17:30 ※懇親会を18:00から行います
会 場: 東京大学 山上会館 2F大会議室
定 員: 150名 非会員の方もご参加いただけます(会員優先)
参加費: 会員 無料,
非会員 3,000円 ※お振込み後の返金は致しかねますので,予めご了承ください
賛助会員の方は,年会費一口につき2名様まで会員扱いでご参加いただけます
懇親会: 山上会館1Fの談話ホールにて,18:00〜19:30で行ないます。
会員,非会員とも3,000円
※お振込み後の返金は致しかねますので,予めご了承ください
最近社会面を賑わせたテレビ番組データ捏造事件は、局側の責任表明や、日本民間放送連盟会員としての活動停止処分をもって決着をみようとしているが、倫理面以外でも、健康情報の伝達自体においても波紋を広げている。医療の力点が疾患治療から予防へとシフトする中にあって、その情報基盤の整備が驚くほど脆弱であることも、今回の事件の遠因として憂慮されるところである。
日頃、健康や医療などの情報を扱うコミュニケーターの周辺には、この事件以外にも気掛かりな問題が多い。食と健康を結び付けるエビデンスの集積場がどこにも無いという事実; EBMの波に乗って様々な大規模臨床試験が実施される中で、その結果が必ずしも適切とは言えない形で報道されるケースがしばしば見られるという事実; 本年実施された医薬品プロモーションコード改定の趣旨が関係者間に充分浸透しておらず、情報発信の基準に不統一が生じているという事実; 医療制度改革に伴う新法の施行が、平成20年問題として、企業や社会に衝撃を及ぼしつつある一方で、国民に的確な情報が浸透していないと言う事実など、いずれも軽視出来ない事柄ばかりである。

2007年度JMCA講演会では、会員が、短時間内にこれらの話題の論点をひととおり把握出来るよう、エキスパートによる解説を試みることにした。企業、メディア、大学や研究機関、フリーランスなど、幅広い分野のメディカル・サイエンスコミュニケーターの方の参加をお待ちしたい。
プログラム
基調講演: 14:00〜14:50
『食と健康情報をめぐる混沌とEBN (Evidence-based Nutrition) 新時代』
50分
東京大学大学院医学系研究科公共健康医学 社会予防疫学教授 佐々木 敏 
講 演1: 14:50〜15:30
『大規模臨床試験の過剰報道: 試験結果を正しく読むために』
40分
東京大学大学院医学系研究科公共健康医学 生物統計学教授 大橋靖雄 
<休憩> 20分
講 演2: 15:50〜16:20
『医薬品業界のプロモーションにおける情報発信のあり方』
30分
日本製薬工業協会 製品情報概要審査会 後村 猛 
講 演3: 16:20〜16:50
『放送考査から見たテレビ番組データ捏造事件』
30分
元日本民間放送連盟 事務局長 仲佐秀雄 
講 演4: 16:50〜17:30
『「情報の視点」からみた医療制度改革』
40分
全国社会保険協会連合会理事長 伊藤雅治 
(敬称略)